ダミーです

MUM'S GULID

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齋藤智子さん:アロマセラピスト
「大人にも子どもにも感じる力、五感をフルに使えるような人になってほしい」

TOMOKO SAITO AROMA-THERAPIST, TOKYO

アロマセラピスト、斎藤智子さんの香りへのこだわりと魅力について、10年後も記憶に残る香りと肌のふれあい、ライフスタイルに「香り」という価値を提案するアロマコーディネーターとしての活動の様子を取材してきました。

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Q. 齋藤さんがアロマライフグッズの製作を始めたきっかけを教えてください。
そのきっかけは妊娠、出産でした。女性にとって大きなライフイベントでもあり、ターニングポイントになる方も多いと思いますが私もその一人です。 もともと香りが好きで、お香やアロマを生活で薫らせていました。それが、妊娠をきっかけに体や心の変化に伴い単なる気分転換ではなく、私たちの心身に働きかける自然療法であり自分たちでケアすることができる素晴らしいものなんだ、という発見からどんどんアロマセラピーにはまり、現在に至ります。今は、アロマスプレー、ハーブコーディアル、虫除けグッズなど様々なアロマライフを楽しむ商品(アロマライフグッズ)を作り、日々の生活で使っています。

Q. 活動が本格的に軌道に乗りだしたきっかけは?
こどもが幼稚園に入った頃に「子連れでおけいこ・子供も一緒に楽しむ」、というコンセプトでスタートしたスクールやレッスンの様々な分野に派生していき、TVや雑誌などにお声かけをいただくようになりました。

Q. 現在、特に気にしている活動や力を入れているテーマはありますか?
昨年、医師や化学者の女性と共に 一般社団法人を立ち上げました。これは「香り=アロマセラピーが単なる癒しではなく、理にかなったものである」、というものになれば皆さんがより安心して使えるのでは ないか、という想いから始まっています。今後科学的に数値を取ったり、また医療現場でのアロマの導入なども進めていきます。 また、私が使っているのはオーガニック認証を受けた素晴らしい香りの精油です。オーガニックということは、アロマの世界では生産量と商品になった出荷量が同じということで、混ぜ物ができないという事実があります。このように、素材がきちんとしているということにもこだわっています。お料理と一緒で、何事も素材がしっかりしていれば、安心で美味しいお料理ができます。香りも同じだということを皆さまに体感していただきたいと思います。

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Q. 創り手として活動されている事は、子育てや毎日の暮らしにどんな影響がありますか?
私の仕事内容はモノづくりだけではなく、様々なセミナーや講座、イベントなどの準備なども多いため、実際の生活はバタバタしています。ですが、例えば夏であれば手作りの虫除けスプレーに虫刺されジェルなどを作り、秋冬はバスソルトでお風呂にハーブやアロマで香りとともにあたたまり。というように毎日に使っているものです。 小さい頃から日常にあることで子どもたちもそれを自然と使い、アロマ男子&アロマ女子になっているようです(笑)。香りは五感の中でも特別な機能で、記憶を司る大脳辺縁系に働きかけます。つまり、幼い頃からアロマを嗅いでいることで、大人になっても忘れない記憶と結びつき、自然にアロマを使える人になるんだろうな、そんな感覚があります。

Q. ものづくりと母親を両立させるコツがあえば教えて下さい。
仕事に関しては、その日、そのときの優先順位を常に確認するようにしています。締め切りなのか、準備なのか。後でもいいものなのか。子どもの習い事の送迎などもありますので、それも含めて前日には一日をシュミレーションしておきます。 生活に関しては、なるべく朝のうちに一品を下準備しておくようにしています。土日にまとめて作って冷凍することもあります。

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Q. 自身のこだわりや大切にしていることがあれば教えてください。
本物を伝えたい!と常に思っています。そして大人にも子どもにも「感じる」力、五感をフルに使えるような人になってほしいという願いがあります。

Q. 創り手として活動を続ける上で、印象に残るエピソードなどありますか?
嬉しいことはたくさんありますが、その中でも形に残るものとしては、昨年、アロマセラピーの精油を使ったフレグランスコンテストで入賞したことです。 「香り」というものは目に見えないものですので「なんとなくいい香り」で終わってしまうことが多いのですが、アロマセラピーの香りを認められ、とても嬉しかったです。もうひとつは、小学校で開催したキッズアロマ講座で、担当の先生にうっかり定員を伝え忘れてしまったところ、募集を締め切ったらなんと120名の子どもたちのお申込が!! 当日は2グループに分けて講座をしました。バタバタになてしまいましたが、それでもワイワイ楽しんでくれたようで、また次回も楽しみにしています。

Q. 最後に、ものづくりと母親を両立させようとがんばっている女性にメッセージをお願いします。
母であり、妻であり、仕事を持つ人間として、常に思うのが「準備万端はなかなか難しい」ということ。時間が限られている私たちです。 準備ができたらやろう、ではなく、動きながら考え進めていくことを心がけています。 そして大切なのは家族への感謝。夫、両親、義理の両親、子どもたち。時間がなくてもぎゅっと抱きしめたり。一言電話をしたり。メールで写真を送ったり。 ママががんばっている姿は案外みんなちゃんと見てくれているものです^^

            

プロフィール:斎藤智子

ニールズヤードレメディーズにてアロマテラピーを学ぶ。 その後自身の出産時にアロマテラピーは、痛みの緩和や気持ちをリラックスさせることにも力を発揮してくれることを実体験。 また母として産む、生まれることの素晴らしさを体験。このときにアロマテラピー=香りの療法としての側面に深く興味を持つ。 その後ベビーマッサージ等も学び、2008年、横浜たまプラーザに自宅サロン「ビアンジェ」をオープン。香りやタッチケアは、 ココロとカラダ、そして脳をはぐくむ。という理念を持ち、『10年後も記憶に残る香りと肌のふれあい』をコンセプトとして活動。 子供たちの未来のため、そして子供たちを取り巻く家族がハッピーになれる内容と、空間にこだわった講座を開催中。 http://www.bienange.com/