Q. まずは創り手として、活動のきっかけは何だったんですか？
子育て支援団体のボランティアとしてお手伝いしている時にたくさんの出会いがあり、創りだすことの刺激を受けました。場所・物、すべてにおいて「創りだす」という作業はとても楽しく夢中になれる素敵な時間だったんです。

Q. 現在、特に気にしている活動や力を入れているテーマはありますか？
まさに作品づくりです。お客様のライフスタイルに合わせて陶芸のもつ魅力やぬくもりをどのようにモノでお届けしたらよいか、日々ここに尽きる感じです

Q. 母として荒屋敷さんについてお話しください。
中３、小１、年少の３人の子どもがいます。いつもドーンッとかまえている母ちゃんでいたいと思いつつ、それぞれの成長に一喜一憂する日々です。

Q. 創り手として活動されている事は、子育てや毎日の暮らしにどんな影響がありますか？
母親が楽しそうに何かを考えたりつくったりしているということは子どもたちにとても良い影響を与えていると思います。子どもたちは集中して何時間も何かをつくっていたり、完成時は達成感を味わい皆で喜びあい盛り上がります。何かをつくりだし、その楽しさ嬉しさを共有できる空間を大事にしていきたいと思っています。

　　　　　　　　　　　　

Q. ものづくりと母親を両立させるコツがあえば教えて下さい。
コツはとてもシンプルだと思います。ものづくりも子育ても楽しむこと。子育て中は本当にいろいろと忙しくて時間も無い状態ですが、子どもと向き合うときは100％向き合う、中途半端にしないことでものづくりとのバランスが取れています。

Q. 自身のこだわりや大切にしていることがあれば教えてください。
子どもたちの身体をつくる食事についてはなるべく手づくりを心がけています。ただ、時間がないとき、疲れたときなどは簡単に済ませることもあります。自分を甘やかせるのも大事です！木々や花、自然を感じることも外せません。

Q. 最後に、ものづくりと母親を両立させようとがんばっている女性にメッセージをお願いします。
頑張り過ぎない程度に頑張ること。無理は後でお返しが来ます。疲れたな、と思ったら一休憩すること。家族に対してはもちろんですが、自分自身にも優しくすること。急がずゆっくり、ぐらいの方が長く続けられると思います。

　　　　　　　　　　　　

プロフィール：荒屋敷ひさよ

　　　　　　　　　　　　

陶芸家。美容師の傍ら、空や木々、花々、自然のものが大好きで陶芸活動に携わる。
粘土を触っていると心が落ち着き静まる。そんな時間が好きです。 http://ameblo.jp/ra-mi-ai/